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農園リストランテ

603.(健康管理)駆虫の仕方を教えてください

駆虫は健康管理の基本ですが、駆虫剤という薬剤を乱用することはヤギにとって好ましくないだけでなく、寄生虫が薬剤への対抗性をつけることにもつながります 
私はエプリネックストピカルという内部寄生虫(オステルターグ胃虫、線虫、毛様線虫、鞭虫)と外部寄生虫に効果的な駆虫剤を春秋の年2回、及び捻転胃虫の駆虫用として塩酸レバミゾールを出産前の春に1回投与しています ただ、毎春6月、獣医さんにお願いし、フン中の寄生虫卵検査を実施しています 全頭数ではなく、特に注意を要する当歳ヤギに群れを代表してもらっています その結果によって必要な処置があればお願いすることになりますが、これまでのところそれはない状態です 
エプリネックストピカルは搾乳中でも使えるので重宝します 私の牧場は近隣に牛を飼っているところがないので、指状糸状虫の駆虫は年に2回で十分と考えていますが、2km圏内に牛牧場があれば、そこから飛来する蚊による感染が心配なので、春から秋まで毎月投与した方が良いでしょう
線虫や条虫、外部寄生虫、その他の駆虫をすべきかどうかは、飼養環境や群れの数にもよります 牧場ごと、その年ごとの駆虫プログラムが本来は必要です 心配の余り多用するのではなく、最低限に抑えて、あとは然るべき検査の結果を見て獣医さんと相談する、それが私のスタンスです

<エプリネックストピカル>

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