ヤギは余り水を飲まないと云われ、青草で水分も補給していることは確かですが、暑い夏場や乾草が主な季節は、吸い込むようにて飲水します。搾乳中の母ヤギにも吸水は大事です。綺麗な水を、いつでも飲めるようにしておきましょう。
小屋の中などの狭い範囲で、水桶を設置する場合は、その位置を少し高めにしておかないと、フンを落としてしまうことがあります。
ポリバケツを下げている方もいらっしゃいますが、角型の72㍑の漬物容器を重ねたブロックの上に置き、ここにたっぷりの水を入れて与えています。大容量なので、多少、ゴミが舞い落ちても、水の汚れを抑えることができるからです。
寒冷地では、冬場は水温も下がり、水桶も凍ることがあります。
気温-20℃で2℃の水の給与は、気温10℃の場合と比べてヤギの体の熱発生量が4割程度も増加するそうです。寒冷ストレスの一環です。
寒冷地の牛舎には、ヒーターつきの水桶も設置されていますが、当園は、年間を通して14-16℃を保つ井戸水を利用し、朝夕、交換することで対応しています。
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