いえ、そんなことはありません。ヤギに関われる時間に制限があるならば、その制限の中でできること、しなければならないことを考え、それに必要な環境をつくりこむ工夫と準備をすれば良いわけです。
例えば、稲わらの下にスノコを敷けば、フンは稲わらに紛れてヤギの体に直に接することが少なくなり、おしっこは下にくぐっていきます。適宜、稲わらを追加し、週末など、時間があるときに、まとめて清掃すれば十分衛生を保つことができる筈です。
バイオベッドにし、年に一度しか敷料を交換しなくて済むようにしている方もおります。
飼う目的や規模、環境(地域、地勢、広さ)により、さまざまな対応のバリエーションが考えられます。
そういう意味でも、Q001の5W2Hによる、あらかじめのシミュレーションが大事に思えます。
なお、時間がなかなかとれなくとも、数十分で構わないので、毎日、ヤギたちの様子を「観察」してあげてください。なにか変わったことがないかどうか、を早めに汲み取っていくことが非常に重要。ヤギ飼いの第一歩です。
Copyright © 2016 Farmer's Ristorante herberry All Rights Reserved.