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農園リストランテ

011.(基本) 獣医さんはどのように探せば良いでしょうか。また、常備薬はどういうものがあれば良いでしょうか?

最寄りの家畜保健所に相談すれば、家保つきの産業医の方を紹介してくれます。ただ、その獣医の方が遠方であったりしますと、なにかあった場合、手配やかけつけに時間を要することがあります。
ヤギは胃を4つ持つ反芻動物的で、その飼い方や病理は牛が参考になります。近所の牛飼いさんに、かかりつけの獣医を紹介してもらう手があります。当園では、隣町の動物病院の獣医がヤギを診ることもできるので、その方にお願いしています。また、その獣医師から、出張専門の獣医の方を紹介いただき、その方とも連動して、必要な場合の診察を願いしております。
ご近所にヤギを既に飼っている方がいらっしゃれば、その方の経験をうかがうことも参考になります。市井で継がれた知恵や工夫には、本などでは得られないものがあります。ただ、病気に関しては、専門家に委ねて治療のタイミングを逸しないことが大事だと思います。

常備薬は、そのようにかかりつけの獣医がいるので、多くは用意していません。乳房炎などの治療薬も一時期は持っておりましたが、そもそも一度もかかったこともなく、更新していません。捻挫などした場合の消炎剤・カンメルパスタも効用が薄らいでいくので、人間用の湿布薬で代替した方が良いと考えています。
駆虫剤:エプリネックス トピカル
消毒薬:動物用赤チン
胃腸薬:ビオスリー(ボビノン)
それに伸縮の包帯を常備しています。これらは、獣医の方経由で取り寄せています。

衛生や栄養をきちんと管理し、適度な運動をさせる、という日常の積み重ねがあれば、めったに病気にはしませんが、定期的な駆虫による予防は大事です。近交退化などによる虚弱化も原因にあります。ヤギを求める際に血統などを良く確認され、壮健な個体を選んでください。
日頃の観察があれば、ちょっとした異変にすぐ気づきます。1-2日間、様子を見て、良くならないようなら獣医に来ていただきます。ほとんどは自力で回復しますので、診察で獣医に来ていただくことは数年に一度です。もっとも、状態によっては、一刻も早い処置が求められます。その見極めは難しいので、そのためにも、気軽に相談でき、すぐに駆けつけてくれる医師の方をみつけることは、とても大事なことです。

<気軽に相談できる獣医師が居ると気持ち面でも安心です>

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