このところの天気で無花果やハナミズキなど、庭の木々の葉が落ちてきた。リンとメッコの乳量も3リットルを切り、最盛期の1／3ほどまでになってきた。乳量が落ち込むと日に一度の搾乳で充分になる。私の体調が思わしくないこともあって、今後はそうさせてもらうことにした。日に二度行うのと、一度だけて良いというのでは、気分的な負担も全然違う。そろそろ初雪や冬タイヤへの交換の時期になり、毎年のことだが大きな模様替えの季節がやってきた。秋田の冬は厳しく長いが、やれることも限られてくる。あたふたとした厳しさではなく、じっと閉じ籠められる厳しさである。来春からなにをどうやってやるかを構想するのに最適な季節だと、私は思っている。そう思うと厭な季節ではなくなる。結構、愛おしい月日である。そんなときが今年も近づいている。
風邪をひいて寝た生活をしていたら、腰の張りがなくなっていることに、ふと気づいた。変な姿勢で頑張ることをしないで過ごした効用だろう。風邪っぴきも悪いことばかりではないということか。
今年は急に冷え込んだためか、里の紅葉もいつになく鮮やかである。その赤や黄色の落ち葉をヤギたちが拾い食いする。美しい光景だなと思った。
今日のヤギ時間：トータル2時間30分