この数日は体調が頗る悪くて、寝てばかりいたが、ようやく回復の兆しが見えてきた。こんなときでも清掃や搾乳、餌やりなど、最低限のことはやるし、ミルクの4回目の実験もした。遠心分離は今回も怪しくて、途中で2回も分解組み立てを行い、3回目の運転でどうにか満足できるものになったが、3回目だったので残って処理したミルク量も少ない。組み立てに問題があるのか、処理量を制限すべきなのかの切り分けをしなければならない。いずれ実験を重ねるごとに前に進んでいる実感を得ている。搾乳期間を考えると実験もあと3回かな。中身を整理して臨んでいこう。
今、一番気になっているのはメッコの発情のことで一向に素振りがない。どうしょうもなく、見守るしかないのだか、この時期にまで分からないのは初めてのこと。どうしたんだろうと訝しんでいる。ルナの発情が一昨日あった。ルナは同じアルパイン系のオスと自然交配させているので次のタイミング、恐らく27日に大仙の牧場に行こうかということになる。年齢的には来春が最後の出産になるだろう。ルナはアルパイン系と言っても、まあ雑種であるし、大仙のお相手も一緒なので、どういう血筋が入っているか分からない。出産時のリスクも高いので、正直、どうしようかと悩んでいる。経験則として出産時の事故が多く、いつもハラハラして見守っている。今回で最後だからとやっていくのか、それともこのまま見過ごして、無用のリスクを避ける方が賢明なのか判断してあげないといけない。
体調がすぐれないときに判断したくない。頭も曇っているし、ネガティブな結論に偏るように感じる。すっきりしたところで考えようと思う。つまり、早く治そう。
今日のヤギ時間:トータル2時間30分
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