全国から仲間が集った同窓会は一昨日、無事終了した。事故なく、進行に支障なく、お金も予算どおり、みんなの満足が映えた会だったと思う。めちゃめちゃ疲れて、二日間もこの日記を休んだ。そろそろ日常に戻ろう。
リンといちぢくの発情は昨日やってきた。折よく取り寄せていた精子を処置し、あとは結果を待つことになる。受胎の成否は3週間後の発情がまた来るか、おさまるか、で分かる。その3週間をひたすら待つしかない、のである。発情がおさまったら万々歳だし、来てしまったら、また処置することになる。そのために一匹につき、最低2回は精液を配布してもらうことになる。ああ、今回はちょっとずれたかな、と思ってもうまいこと受胎することもある。今回はすべてピッタリだと胸を張りたいものが空振りになることもある。だから、一喜一憂せず、淡々とこのシーズンを乗り越えようと思っている。メッコの発情がまだ良く分からない。一喜一憂しない割には気になるのである。
今日は3回目の遠心分離の実験を行った。結果、3回目にして初めて不調であつた。「分離」がうまくいかないのである。調べてみると、ミルクの温度が原因かも知れない。15-40℃という推奨に対し、もう少し温かくして運転した。運転中に温度が下がることを懸念したためだが、どうもこのため生クリーム化に拍車がかかって、遠心分離の際の穴を塞いでしまった。これが悪かったのではなかろうか。つくづく思うが「温度」は大事。基本の基本であり、かつ、とても地味なことだが、最適なミルク温度を見極めることをしてみようと思っている。
明日はワイン講座である。この講座も明日で10回。これまでの9回は私がホストだったが、明日はMワイナリーに身を預けるので、随分気は楽である。存分に楽しむことにしよう。
今日のヤギ時間：トータル4時間30分