明日の同窓会に先立って富山から前泊でやってきた友人と一杯交わした。秋田市の駅前でやろうということになり、その帰りのほろ酔い最終電車でこの日記を書いている。彼は退職後、農業に転じた。今は合同会社をつくって活躍している。大きな企業を退職してから、このようにパラダイムをシフトする人間は私たちの代では多くない。多くない、というよりほんの一握りである。今は退職雇用も普通の世になり、みな70歳くらいまでは働いている。そこまで自分の人生を企業のために引っ張ることはないのにな、と思う。人生100年時代にあっても、70歳からなにか新しいことを始めるのは難しい。気力・体力が充実しているうちに企業人として培った実力を活かす道に転じた方が人生は愉快である、と思うのだがどうだろう。
今日は久々に日が射した穏やかな日和だったか、夕刻の用事のおかげで、お昼前から3時頃までの日に一回だけというイレギュラーなヤギ作業になった。温かな日であったためか、リンは食欲もあって元気だった。昨日の様子が続くようだとS先生に来てもらおうかと考えていたので、ひとまず安心している。実際に獣医にかかることは年一あるかないか、であっても、だから、いつでも、元気溌剌というわけではない。人の体調と一緒で良いときも、そうでないときもある。多少体調が落ちていたとしても、イコール病気ということでは、もちろんない。体調が万全でなくとも、病気というレベルまで悪化させないのが飼い主の責任であり腕だと思う。
というところで本日はここまで。もうすぐ駅である
今日のヤギ時間：トータル3時間30分