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農園リストランテ

25.10.24 石鹸づくり

今日も秋田市の実家の庭木伐採に立ち会った。結局、二日かけても終わらず、もう半日程度必要なようだ。伐採もさることながら、処分の手間がなかなか大変である。伐採した枝木や葉を規定に沿って整理しないと処分場に出せない。伐採に並行してそういう処理もするので時間がかかってしまう。根本から伐採した木からは来春新しい芽が出てくるだろう。それを防ごうとしたらラウンドアップなどを株に塗らないといけない。そこまでするかどうか、思案ですね。
ようやく石鹸づくりに取り掛かった。危うくやるやる詐欺になるところだった。やったと言えば聞こえは良いが、たいしたことではない。朝苛性ソーダ液を作り(苛性ソーダ66g、精製水88cc)、油を混交(オリーブオイル360g、パーム油40g、ココナッツ油100g)する。苛性ソーダ液は、水を加えると一旦80℃ほどまで発熱するので冷却。その後、40℃のBonQに入れること12時間。温度が合致した苛性ソーダ液と油を混ぜ合わせて20分ほども掻き回し、ラップをかけておく。今日はそこまでである。20分かき回す、と一言でいうがやってみるとなかなかしんどい。ただ作業としては非常に大事でこの掻き回しが成否を決めるらしい。
苛性ソーダは劇薬に指定されており、強いアルカリ性なので肌などに触れると火傷してしまうが、それさえ注意すれば怖くはない。使った器具やスプーンなどは良く水で流して洗えば、通常通り使える。「慣れ」て扱いが雑になることが一番マズイんだろう。
ここからが大事で、このガラスボウルに保管しているうちに生地は凝固してくる。けん化と言うらしい。カタタードクリームほどにトロトロになった頃合いを見てヤギミルクを加えて型に入れる。早くても遅くてもいけないそうだ。頃合いは外気温などによって変わり12-24時間後になる。時間の幅が相当あるので、要所で様子を見て「頃合い」を見定めないとならない。つまり、頃合いを見定める時間を取らないといけない。結局、夜の11時半に苛性ソーダ液と油との混交を行うことにした。明日の昼から夜にかけて見守っていくことにしよう。
今日のヤギ時間:トータル4時間

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