まずヤギミルクの半強制分離実験のログ。
9/20 3.1kgをQBテナーに入れて冷凍庫へ
9/21 2.05kgを同じテナーに追加して冷凍継続
9/24 16:30 完全な冷凍が確認されたので冷蔵庫に移して自然解凍開始
9/27 09:30 解凍を促すため鍋に水を張って、そこにQBテナーごと入れる
9/27 13:00 ほぼ解凍されたので静置用のガラス瓶に移し替え 1kgほどは解凍されずに氷状態で残ったので廃棄 その分濃縮されたミルクになった これを静置し、分離に期待する ミルクを試飲すると濃い牛乳のようでクセもなく美味しい
ガラス瓶に移し替えて揺さぶられたこともあり、夜21時現在では分離は見られない。明日以降どうかな?ヤギミルクの濃縮方法としてはかなり有効であることが分かった。
リンは相変わらず良くお乳を出してくれる。メッコのものはしばらくは薬の影響で使えないので、彼女頼みということになる。メッコはフンの状態は良くなったが、あの旺盛な食欲が戻ってこない。フンが安定し、食欲が戻れば、やがて乳量も上がってくると思う。胃や腸などの消化のバランスが崩れてしまったようだ。こうして体調を崩すと免疫力が下がるので、病気を引き起こす。少し時間がかかるかも知れないが、良くなって欲しい。
残暑の中にも秋めいてきて、栗が落ち始めた。今年も結構豊作のようだ。この栗を喜んで食べる。果皮ごとコリコリ音を立てて食べる。実にも皮にもタンニンがあるので苦いと思うが、それがいいらしい。庭には栗だけでなく、いちぢくや柿、ベリー、ザクロなといろいろな果樹がある。どれも好きなので収穫の都度、半分ほどもあげてしまう。それが分かって、栗などを拾い始めるとゾロゾロ寄ってくる。そうなるとついあげてしまう。完全に悪循環である。
ヤギの味覚は人間と違って苦みに魅力を感じるらしい。たとえば、これから枯葉の季節だが、この落ち葉を好んで食べる。パリパリ音を立てて、さながらポテトチップスのように食べる様は可愛い。枯葉にはタンニンが多く含まれるので、きっと苦い筈なんだが。熊手で掻き集めて枯葉をあげると平らげてくれる。庭の掃除屋である。
ヤギにも個体差がある。つまり、好き嫌いがある。総じて好きなものはみな、好きだが、好きなグループの端っこにあるものは、この子は好きで食べるが、あの子は振り向かない、ということがある。人間も味覚に関しては保守的で、大体5歳のときにどういうものを食べていたか、が大事らしい。ヤギの味覚っていつ頃決まるんだろう?
今日のヤギ時間:トータル4時間30分
Copyright © 2016 Farmer's Ristorante herberry All Rights Reserved.