今日は朝から雨だった。明日の朝までには止む予報だが、暗くなってから風も出てきた。この風は雨がやんでも残るらしい。私は今年の国勢調査の調査員を引き受けている。ネット回答が今日から解禁するので、今日から回ってください、と指示されていた。昨晩遅くまでその準備をしたが、出鼻をくじかれた。田舎の屋屋は一軒一軒が離れている。こんな雨の日に調査票片手にトボトボ濡れながら歩くのは御免こうむりたい。明日から?明日には明日の風が吹く、だね。
空飛ぶヤギの続編です。
Uさんはいよいよヤギを飼う方向に動き出したようだ。Uさん、あれから県内のヤギ飼いさんをあちらこちら尋ねている。そこでヤギと飼い主の関係が実に様々であることに気づいた。そして、これ以上、ヤギを知ろうと思うんだったら、自分が飼うしかないと開眼したのである。辿り着いたね、いいことだ。
私は乳用としてヤギを飼っているから、ミルクをとりたい方は私のところに来てヤギを求めれば良い。Uさんは空を飛びたい。だから、空を飛ぶためにヤギを飼っている人からヤギを譲って貰えば良い。だがそんな人はいない。それなら自分でヤギを育てることである。そういう結論に達したようだ。
Uさんは学生であり、来春には卒業して秋田を離れて大学院に進む予定である。そんなUさんがヤギを飼うとなるとクリアしなければならないことがある。ひとつは仲間をつくること。もうひとつはヤギをその仲間とともに飼う環境をつくることである、一番好ましいのは、大学のキャンパスで飼育できるようになることである。今、大学側と交渉中のようだが、これができれば大きな一歩になる。
さて、それがかなったとして難関はまだある。まずはどこからどういうヤギを連れてくるか、ヤギを飼い始めるのに向いた時期ではない。ヤギ小屋などの環境づくり、飼育技術の習得、獣医探し、干し草など餌の確保などなど。
いずれにせよ、場が確保できて、仲間がいれば、どうにかなる。Uさんは気づいた。こうして「自力で気づける人」はなかなかいない。「気づいたことを行動に移して実現できる人」はもっといない。しかも、他者を巻き込んでいかないとならない。早くいくならひとりで行け。遠くに行くならみんなで行け。これはつまりそういうことである。頑張れ!
今日のヤギ時間:トータル3時間30分
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