メッコのミルクが解禁。今日から使えるようになった。熱っぽいので獣医に来ていただいたのが先週の水曜日。抗生剤などの注射を2本打っていただいた。その甲斐あって、容態は数日で回復したが、こうして薬剤が体に入ると、それが抜けるまでミルクは使えない。忍びないが、搾っても廃棄する。薬剤の種類によってその期間は決まっており、今回の注射は一週間だった。もう一日安全をみて、今日から解禁することにした。
乳量は戻り切ったとは言えない。体調を崩す前の半分くらいかな、それでもこれでリンともども両横綱の揃い踏み、嬉しいことだ。
乳房のかたちは左右で微妙に違う。子ヤギが飲みやすいかたちとそうでないものがあって、どちらかに偏って吸いつく。つまり、どちらかは飲み尽くされてペシャンコになり、逆側は飲まれないので張っていき、ますます飲みづらくなってパンパンになる。子ヤギの成長に従い、おっぱいの飲み方が上手になるので解消されていくものだが、メッコの場合、乳量があるので追いつかなかったようだ。里親さんにお渡しするまで、左は飲まれているが、右が張るので、日に一度搾っていた。それが今は逆になった。左が張ってきて、右はそうでもなくなった。ホルモンの為せることなのか?分からない。この逆転現象、異常ではないと思う。分かってきたつもりでも、こうしてなにかあるとヤギのことはまったく分からないと思い知る。個体差も結構あるし、ヤギ全般に言えることなのか、固有の問題なのか、それすらも分からない。
神秘だなあ。
先日、蒔いた牧草から芽が出た。蒔いた翌日の大雨で随分流されてしまったようで、果たして斜面には余り緑が見えない。半分は流されても、半分残ってくれれば、という気でいるが、どうだろうか。しばらくは毎朝観てみよう。
今日のヤギ時間:トータル4時間
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