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農園リストランテ

25.08.28 ルナ

大雨で崩れた砂土のどかし作業は、名乗り出てくれる方があらわれ、この日曜に行うことになった。ありがたや。働き者の若者をひとり帯同するそうで、しかもその若者はちょっとのバイト料、ご本人は搾りたてのヤギミルクが対価で十分という涙が出るようなお申し出であった。いつぞや書いたヤギバターの方である。そのミルクでさっそく実験するんだという。ミルクでよろしければ、喜んでご提供します。
今朝は娘たち一家が来るので早めに搾乳して空港にお出迎え。なに、孫目当てですよ。賑やかになった。
さて、ルナのことである。
ルナはアルバイン系の黒ヤギ。「系」と称するのは100%純種ではないからである。そもそも日本ではアルパインの純種はいないんじゃないかな。ザーネン、シバ、トカラくらいではなかろうか、せいぜい。登録して管理しているのはザーネンだけである。
私の店の看板には白ヤギと黒ヤギが仲良く並んでいる。このデザインは開店前から決めていたものであり、つまりヤギを飼い出すよりもこちらのデザインの方が古い。最初のヤギは白ヤギ・ザーネンの2匹だったので黒ヤギはいなかった。このままだと「看板に偽りあり」になってしまう。ほうぼう探して、ようやくみつけた真っ黒黒ちゃんだった。茨城のつくば市まで軽トラで迎えに行ったことを昨日のように思い出す。
種の個性なのか、個体の個性なのかは分からないが、ルナの方がザーネンより勝ち気である。今、4匹のチームのリーダー格である。この春で8歳。最年長でもある。
黒褐色の活発な女の子の名前であるBrunaから名づけた。ついで眼の輝きがお月さんのようだと思ったこともある。 
ルナだけは人工授精していない。というのは、日本では人工授精で取り寄せできる精子はザーネンだけなのである。せっかくだから同じような種類同士で交配させたい。そういう思いがあり、アルパイン系のオスを探して自然交配させている。東日本で、また、この秋田でアルパイン系のオスをお持ちの方は非常に少ない。車で高速に乗り、2時間ほどもいかないとならない、往復して1日がかりの行程である。ところが、発情が私や店の都合の良いときにくるとは限らない。忙しくて行けなかったり、おりからの大雨で足止めをくったこともある。このところ発情が不明瞭にもなっている。そういうことが重なり、この春の出産を断念した次第です。
ルナは黒ヤギだが、有色ヤギはいろいろな色の遺伝子を持っているので、どういう色のヤギが生まれてくるか、産まれてみないと分からない。出産するには年齢的にそろそろラストチャンス。この秋は挑戦してみようかな。
今日のヤギ時間:トータル4時間30分

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