リンのフンが緩んでいるようだ。「ようだ」というのはフンそのものが見当たらず、臀部の汚れでそのように類推できるからだ。ヤギはフンを結構頻繁に出すので、例え水便であっても見つけるのは容易だ。それが一向に見当たらず正常なコロコロのものしかないのが不思議だが。余計に気になる。
配合飼料を変えたせいだろうか。思い当たるのはその程度。私はヤギ用としてみつくろった、少し特別な飼料を取り寄せて使っている。例年、お盆休みの対策として少しまとめてあらかじめ注文しておくのだが、バタバタに紛れて忘れてしまい、切らしてしまった。そこでJAの購買センターに常在しているものをつなぎで使っているが、それが合わないのかも知れない。だとしたら、申し訳ないことをした。他のヤギたちは大丈夫なので、少し様子を見てみよう。
こういうときは思い当たることがある方がむしろ良い。なにもなくて、つまり原因不明なのに異変だけあれば、厄介な病気かも知れないからだ。様子を見る限り、大事ではない感じだが、あとは見守ろう。
敷料はモミガラだけをシンプルに使っていることを先日お話しした。オスの子の去勢手術にあたって個室に隔離する際、獣医さんの指示に従い、そのモミガラの上に干し草を重ねた。術後、子ヤギをそこで数日隔離して、敷料の大切さにあらためて気づかされた。
干し草を敷くとフンなどの汚れが、その隙間からこぼれ落ちるので、掃除のしようがなくなる。こぼれ落ちたフンは人目につかないので床は綺麗である(と見える)。だから、隔離の丸二日、この部屋の掃除はし(でき)なかった。
私の知り合いのヤギ飼いはみな、ほぼこの方式でやっている。稲藁や干し草を敷き詰めるのである。汚れが目立ってきたら、その上にまた新しい稲藁を敷く。床掃除は普段はせず、年に何度か総取り替えする、そういうやり方である。総取り替えのときは大仕事であるが、日々のメンテナンスはほとんどない。汚物は堆積するので牧場臭などの元になる。
モミガラだけだとそうはいかない。落ちたフンや汚物が目立つ。おしっこを吸湿せず、コンクリート床も浸潤させないので、やがて濡れが表面まで浮いてくる。つまり、日々のメンテナンスが求められるやり方だと思う。
日々のメンテナンスで時間をとられる。しかし、汚物は堆積せず、いつも綺麗なので牧場臭がしない。
隔離が終わって、部屋の干し草を取り除いたら、たくさんのフンが溜まっている。やはり、こまめに拾った方がこの牧場は良いなと、そう思った。
日々の作業が楽で、しかも汚物が堆積しない方法がないのかって?ないんだなあ、これが。
今日のヤギ時間:トータル4時間
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