氷点下レベルの気温が日中になってもあがらないため、地べたの雪が溶ける暇もなく、また夜になってしまった。ヤギ小屋には電気などを引いておらず、雨雪風はしのげるものの、外気温と変わらない寒さとなっている。ヤギは短毛であるが、寒さには比較的強い。ルーメンという第一胃に宿る微生物群が発酵熱を醸す。言ってみればストーブを抱えているようなもので、寒さに強い。秋になると、全身に脂肪をまとって、ふっくら太る。顔まで丸くなって、表情も違ってくる。毛もゴワゴワし始め、冬支度に入る。逞しいものである。
まだ搾乳は続けている。乾乳は年末くらいかな。ひとときから比べると1/3-1/4まで乳量は落ちているし、手もかじかむが、やめてしまうのは、なんとなく名残惜しい。それにこの時期のお乳はなんとも言えず美味い。
ヤギミルクの最後の実験用に冷凍して保管しているが、今日のものはヨーグルト用に少し寄せた。このところヨーグルトを作って食べるのが習慣になっている。自分で作ったヤギミルクヨーグルトに好みで砂糖を加えて食べるのは、すこぶる贅沢だと思う。なにより財布に優しいのも良い。次回でヤギミルクの実験も最後になるだろうから、ヤギバターのMさんと藤里のSさんに「良かったら立ち会いますか」とお声がけしたところ、二つ返事で快諾された。生乳から生クリームを遠心分離し、ヨーグルトやチーズ、バターを精製し、パンやケーキなどなどに加工するまでを実見、体験してもらおうと思っている、さぞかし感動の嵐だろう。
今日のヤギ時間:トータル3時間30分
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