外はとんでもない不快指数、夜半から雨らしい。
私は店舗兼住宅の建物に住んでいるが、密閉性の高い住宅で、しかも昨年エアコンなどを一新したので、かなり快適に過ごしている。ただ、思うのだが、夏はときには汗腺を全開して汗が吹き出ることに任せた方が気持ち良い。
それでも風もなく、湿度はこれからも上がっていくようだ。ヤギたちにはさぞかし寝苦しい一晩になるだろう。気の毒である。
夕方、牧場に行って驚いた。3ヶ月になるオスの子ヤギの顔面が血みどろになっている、除角し切れずに残った角芽から伸びた変形角がなんらかの原因で根元から折れたのだ。ヤギの角には血管が通っており、折れたときにその血管も破れて血が吹き出した、ということだった。
私は人とヤギが仲良く暮らすために除角やオスの去勢は必要だと思っている。どちらも本来ヤギが持つ機能を損ねることなのだから、苦痛を伴わせることになる。それを以て、除角などに反対する方もいる。ここでは詳しく触れないが、私はそれは違うと考えている。ただ無用の苦痛を避けるため、獣医さんに頼んで全身麻酔を施して行なっている。
除角には適期があり、生後1週間くらいに行う。真っ赤に焼けたコテを頭部に押し当てて角芽を焼き切るのである。これでもう伸びてこない、と思いたいところだが、実は一発で止まることばかりではない。特にオスは角芽の勢いが強いので半分以上の確率でまた角が伸びてくる。これを完全に止めるためには、再除角が必要となり、それは1ヶ月以内に見極めて実施しないといけない。
除角しても伸びてしまう角は変形した弱い角である。だいたいはなにかの拍子に折れ、また少し伸びてなにかの拍子に折れ、を繰り返し消えていく。だから、今回子ヤギの角が折れてしまったのは想定内の出来事である。血が流れるのもそう。
ただ、いつもよりも多い流血で、ちょっと可哀想なことをしたと心が痛む。再除角は二度の全身麻酔という体の負担につながるため、私はやらないのだ。う〜ん、オスの場合だけでも再麻酔・再除角を来年は考えた方が良いのかな。
今日のヤギ時間:トータル4時間30分
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